ウィンカーの小改造

ヤフオクで調達したもの。本来はクロームメッキでピカピカだが、この品物はつや消し状態になっている。またライトステーはかなり短いが、スタンレーの刻印がついておりマジックで250FTとかいてあるので、ひょっとしたらZ250FTの純正部品かもしれない。

  また同時に調達したリプロウィンカーであるが、配線の終端がギボシになっており、これでは純正のウィンカーステーの穴を貫通しない。そこで、純正の穴にも通すため細い接続端子を移植する。本来なら端子を入手して圧着させるべきだが、あまり見慣れない端子であるため、購入が面倒だろうと思い、配線の半田付けにより端子をバーターさせることにした。これでバッチグー

 メーターインジケータパネルの交換

 かなり腐食したり傷が入っていたパネル。自作しようかとおもったが、クレージーズのリプロ品を購入した。オリジナルはペラペラの薄板だが、リプロ品は厚み1mmくらいあり強度もしっかりしたものだった。綺麗なパネルをつけると、メーター周りがかなりすっきりとし、何となく嬉しくなる。

現車のインジケータパネルは両面テープで貼られているということを、他のサイトで学習済み。よって、マイナスドライバーで慎重に剥がすと、ご覧の通り。

バッテリー(+)端子の補修

 多分オリジナルの端子(これは通称”旗端子”)だと思うが、素線が毛羽立っていて素線断線率20%くらい。これでは本来端子打ち替えが必要なくらいだが、旗端子をあいにく持ち合わせていないので、半田で整形しておく。それなりに見るに耐える状態にはなった。腐食防止にもなるだろう。

キャブレターオーバーフローの修理

 さあいよいよ車検予約して、というところまで行ったところ、ガソリンがキャブからオーバーフローし始めた。で、フロート分解したらこの有様。フロートの支えひとつ、折れたため金属パテらしきもので柱をこしらえている様子。それなりに強度を保っているようだが若干グロテスクだ。それはそれとして、気になるのはフロートバルブ。ここが密着不良を起こしていると思い分解したのだが、W3のオリジナルのバルブには中心にポッチがついているはず。このバルブにはそんなものなくて、単なる棒でだ。フロートを逆さまにして油面はかると、31mm。これはW1シングルキャブの高さである。このエンジン、購入時はアイドリングが普通に安定していたし、試走も普通でしたが。プラグは少しかぶっているくらいでしたが。でもBP8ESが使われていたから参考にならないかも。普通こんなプラグはW3には使わないでしょうから。

 BP8ESではこれくらいかぶっていた。普通BP使うなら、BP6ESにすべきと思うが。おかしな選択をしている。

 どらいさんぷ口をきく、のBBSで油面について質問をしたら、@K641様から以下のように答えを頂いた。

 

お-こでは・・初期の重力式のバルブでゲス。本来はW1s初期までに使用されていたやつ・・3角なので、ドリルチャックでも容易にセンタ-がでますな~マニュアルにある27+-1mmってにはこやつを使用したカ-ビレ-タ-みたいです。ただ、フロ-トリップとの接触面が広いので、リップの形状がフラットでないと油面が安定しない特徴がありんす。W3キャブは経験則から27では無く29~31mmの様です。固体差もあるかも・・ですが、新車当時の計測値(バネ式4画極細ポコチンタイプバルブ)・・

 

ということで、なんとW1S以前の部品が取り付けられていたということ。どこかで誰かがそういう修理をしたのでしょう。

 

また、BBSでは以下のようなサイトも教えてもらった。面白そうだ。

http://www.keyster.jp/5017nk.htm

 


 

  フロートのリップがバルブの端っこにしかあたっていない。これが密着不良の原因か?メタルコンパウンドで摺りあわせをしておいた。

 手前の柱が、金属パテ製。何ともいえない状態。

 フロートピンを抜こうとしたら、この柱がポキッと折れてしまった。というか、多分接着不良のため外れてしまったといった方が適切だろう。

 エポキシ接着剤でつけておいたが、大丈夫かな?


 油面は左は28mmでB7ESにてアイドリング時いいキツネ色していたのでOKかと。右は同じプラグでしたので、やはり油面が低すぎてダメだったのでしょう。28mmにあわせておきました。

 これがフロートバルブ。W3用ではなくW1~W1S初期用だそうだ。円周上に筋が入っており、おそらくこの線接触によりガスの密閉をしていたものと思われる。摺り合わせをおこない、面接触になるようにしたが、先端部分全体の密着までには相当時間がかかりそうだったこともあり、漏れ試験OKの時点で妥協した。

 適当なビンがないので、ペットボトルの底部分をつかって油面測定。

燃料コック漏れ修理

 燃料コックはOH済みだと売主から聞いていたが、どこがじゃ~!確かにゴムパッキン類は綺麗で筒部分の損傷も無いが、この汚れ。コックオフ位置でも少し漏れるため分解してみるとこの状態。

 これは左側のコック。ゴム部品は大丈夫そうだが、少し漏れてくる。黒コックだが、塗装がかなり剥れておりみすぼらしい。今でも新品コックが出るが、標記が異なる。オリジナルは、S(Shut)-O(Open)-C(Close)の一文字標記。

 これは右側のコック。ゴム部品が割れている。コック開閉がかなり重たかったが、さもありなん。これではダメだ。ということでリプロ品を二個入手し、左右とも新品にすることにした。

 右側コックのゴム部品。コックレバーの中心棒にかぶせる。これがバキパキに割れている。耐ガソリンシール材で修理するも、漏れが直らなかった。そりゃそうか。

 これがコックレバーそのもの。右側コックは傷なしだったが、左側はなにやら腐食跡がある。メタルコンパウンドで磨くと、あっというまにピカピカ。

 コック内部。ゴム部品を挿入したところ。上側に穴が二つ(メインとリザーブ)下側に穴が一つあいているので、上下さかさまにするとダメ。S位置では上側二つの穴がいずれも閉塞するのでガソリンが止まる仕掛け。左右共用のためゴム部品は共通、レバーに余分と思われる穴があいているが、これは左右共用のため。

 コックの下カップを外すと、少し汚い。タンクから流れてきたガソリンは、まずここに入り、コック内のフィルターを経由してからキャブに流れていく。つまりここの汚れは、コックの第一フィルターを通過したが、第二フィルターで阻止されたゴミと言える。

ポイントケースの破損発見!

 なんとなく、ポイントカバーが浮き上がっているなあと思っていたが、フタを開けてみるとびっくり。下側のネジ取り付け部が折損している。よくもまあ、こういう状態になっていることを売主は黙っていたものだと思う。修理途中で売りに出した理由は何でしょうかと聞いたら、その業者二人は顔を見合わせて笑っていたが、そういうところが凄く気になっていた。やはり、不具合がいろいろ多すぎて修理すると商売にならないと思ったのだろう。

 見事に折損している。接着剤らしきものが付着している。きれいにそぎ落として、エポキシ接着剤を塗布し、慎重にポイント本体に取り付けた。

 カバーをサンドブラストし、きれいにした。この部分のガスケットは、購入したセットものに含まれていなかったので自作した。このようなガスケットを自作するには、①まず穴をあける、②内側をコンパスカッターで切る、③外側を鋏で慎重に切り落とす、という順番にするとうまく作れる。下敷きは100円ショップで購入したものだが、ポンチで穴を開けるときに大変重宝する。

スピードメータの点検

 タコメータは動かなくても車検は大丈夫だが、スピードメーターはそういうわけにはいかない。電ドルでつかんで逆回転してみると少なくとも動作確認は可能。頼む、ちゃんと動いてくれ!

 よしよし、スムーズに動く。レスポンスも良く、きちんと0点まで戻ってくる。大丈夫だろう。トリップもオドも生きている。

エアクリーナの修理?

 ヤフオクでフィルターの中古が安く売っていた。メッキ部分が比較的綺麗なので、この部分だけ欲しかった。エアクリ自体はダメもとで落札したが、元々車体についていたものと同じくらいの汚れ。このエアクリはまだ新品がでるが、一個4000円を超えるので、我慢。

上の写真のエアクリとカバー(メッキ部品)は本来はボンドで接着されている。仕入れたものは分離状態。またエアクリとエアクリケースの隙間はスポンジにより埋めるのだが、購入物にはスポンジは付いていなかった。そこで保管部品のウレタンスポンジ粘着テープつきを用いて修理。この曲率に十分追従できるので、容易に貼り付けることが出来た。 その上で、反対側の側面にボンドを塗布し、カバーと一体化させた。ウレタンスポンジはオリジナルのスポンジより固めだが、エアクリケースに取り付け、ビスで締め付けたら良い塩梅に落ち着いた。

H22/8/16

なんとかここまでたどり着きました。車体のかたちをしています!少しづつ出来上がっていくのは嬉しいばかり。

そこから作業をどんどん進め、夜になっても益々パワーアップ。23:54撮影時点でこのように、ほぼ出来上がりの状態になりました。それにしても狭いガレージです。

クラッチ張り付き解消

 クラッチが張り付いてしまった。壁にフロントを押し当てキックしたり、センタースタンド立てて二速にいれ、後輪駆動してからロックさせる、という手があるそうだが、前者のみしてみるがだめ。後者は何せはじめての経験なので怖い。そこでカバーの研磨とオイル交換がてら、カバーをはずしてみると、オイルが規定量(450ccc)より遥かに少ない状況。

 プライマリーチェーンの張りは多分適正。クラッチの針金が若干心もとない状況ではあるが、よしとする。ガスケットはまだ綺麗な状態。新品を持っているが、このまま綺麗にふき取って再利用することにする。

 こうやってマイナスドライバーをクラッチ板の間に挿入すると、いともかんたんに張り付きは解消された。意外と簡単に外れるものだ。

 インターネットで調べると、車庫保管時にクラッチレバーを固定し、クラッチ切りの状態にしておくと効果的ということがわかった。今後はそうしよう。

 汚いカバーだ。文字も消えかかったり。この際、これを綺麗にしてしまおう。

クラッチカバーの取り付けビスが錆びているので、後日ユニクロ再メッキするとして、当座は市販品でしのごうと。しかし近くのホームセンターでは長さが足りない。ウェブを探すと、M6ビスを様々な寸法でばら売りしているところがみつかり、比較し最も安価になりそうな、ねじの山崎に注文しました。

 

http://www.ymzcorp.co.jp/

 

たとえば、M6×70なら@11.12円。最低ロットが合計100円なので9個注文し合計丁度100円、というあんばいでウェブ発注する。6種類のビス、各サイズを8個~30個注文して合計609円、送料500円だった。このお店、1号線の草津バイバス沿いにあって、走っていたら看板があります。一度、足を運んでみたいと思います。送料がばかになりませんね。

 車検取得前に、家族でタイ旅行。行きの飛行機の中で、見た雑誌にいい感じの写真があった。FUNというロゴと案内役の笑顔が良い。

 H22/8/23

 かみさんの実家から所用に付き一人で帰宅中。近鉄特急の車中で、W3配線図を勉強中。バイクの配線図は実際の電線の配置が分かるように記載されているので、逆に回路の分岐関係が分かりにくい。+側から分岐してそれぞれの負荷を通りどのように-に落ちていくか、というツナギ図を作ろうと、ウィスキーの水割りを飲みながら格闘。電車に比べると簡単な回路である。何故このようなことをしようと思ったかというと、各負荷毎にヒューズを取り付けたいと考えたこと、最大の負荷合計がどれくらいか知りたかったからだ。後日、まとめてアップします。

W3前期型の配線図
W3前期型配線図.jpg
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いざ車検へ

H22/8/27

 キャブのOFは一応なおったようなそうでないような。コックのコップのようなゴム部品も新品にしたのだが、ほんの少しだけ漏れてくる。キャブからも時々、同じ感じ。コックオフにしておけば一応漏れはとまる状況なのでよしとしよう。プラグはB7ESに取替えたところ、右側は良い感じだが、今度は左側がくすぶってしまった。少し左側の油面を上げたのが悪かったのか?もう一度、調整してみるひつようがある。良い直径のビンがなかっため今のセッティングがおかしいのかも。
 で、徹夜勤務明けの眠い状況の中、最後の調整をし、いざとなったときのヘッドライト直結ケーブルなんぞ作り、仮ナンバーを取り、新規検査に向かった。市役所にて、仮ナンバー手数料750円、住民票写し350円なり。

 実は、W3を転がすのはこれがはじめて。自宅から良い感じでスタートダッシュをし、W3はこんな乗り心地なんだと思いながら猛暑のなか走った。Zも暑いが、W3はもっと暑い。特に右の太ももが焼けどしそう。

 最初の試走だったので、もし何かトラブルと困る。陸運に行くためには国道一号で東山トンネルを越えるのが一番近道だが、上り坂やトンネル内で止まったりすると大変だ。特にあのトンネルは狭いから、トラックやバスに追突されたらえらいこと。灯火がつかなかったりすると命にかかわる。そのため、三条経由とした。しかし、そのためえらい渋滞に巻き込まれ、疲れました。

 で、陸運につく最後の交差点で、ウィンカーが昇天してしまった。後から考えると五条経由なら車検時まで命が持ったかも。。。何回か動作させたら復活したが、ダメだった。陸運には部品屋があるが、ウィンカーリレーは販売しておらず、急遽、ハザードリレーと振り替えたところ、少し点滅回数が多いものの、なんとかいけるだろうと思い作業を進める。陸運でこんな作業をするとは思わなかった。年配の自動車屋さんは、W3をみて「昔のバイクはこういう形していたな」とWカバーを指差さしていた。私は余裕がなかったのでおしゃべりもろくにせず、修理にいそしむ。

 やっと終わり、受付に向かうと、夕方の受付時間を過ぎてしまっておりました。 あ~あ。残念無念。受検さえできていたらたとえ落ちても理由がわかったのだが。次は今週か来週、会社休めそうなところでがんばろう。
 今回W3を転がしてみて、ちょっと気になることが。それはフロント周り。大きな道路の凸凹でのショックが大きく、なんとなくガタついている。どこにも緩みはないのだが、普通に走っているときも、フロントが重いのなんのって。ダンパーノブを変化させてもあまり変わらず。立ちが強いということなのか。Zとあまりに違う乗り心地で、ちょっと面食った。後日点検要す。

 とにかく朝からばたばたの一日で、写真がありませ~ん。

 左側が購入時についていたリレー。何かほかの車両の流用品。こいつが昇天されました。右側はヤフオクで調達しておいたリレー。SA用とのことだが、本体に三桁の数字が書いていないから、これも流用品かもしれない。ま、何でもよい。交換する。

 車検場で急場しのぎにハザードリレーをウィンカー指令に流用していた。これをはずそうと端子を抜こうとしたら、リレーの端子が根元から見事に破断しました。あ~あ。これは数字三桁の印字ありのオリジナルなんだが。

 執念で直します。リレー側にのこったごくわずかな金属部分にフラックスを塗布し、配線と半田付けした。これがびっくりするほどしっかりと固定され、めでたくハザードリレーは処分を免れたとさ。半田こての熱で壊れるか心配だったが、大丈夫だった。

 シリンダーのふぃんのあいだでも磨きますか。このナイロンで面白いようにさびが取れる。マスク必須。写真に写っている、フィンの微妙な変形が気になる。一回分解された形跡か?

タコメーターの分解修理

 タコメータが動かない状態であったが、車検を改めて受検するまでに時間があるので修理することにした。状況としては以下の通り。

 回転数を上げると、遅れながらも付いてくるが、下がってこない。電気ドリルでケーブルをつかんで逆回転させると同じ現象。正回転させると0位置まで戻ってくる。ということは、多分指針の回転方向の物理的な抵抗が大きいということだろう。これは分解するしかない。白インジケータのレンズが外れているし、まあ丁度いいか。

H22/8/29

 マイナスドライバーで慎重にカシメを起こし、外れました。インジケーターランプのところには怪しげな白い物がへばりついている。遮光するものだろう。元々はゴム部品だったのかもしれないが、カチカチのパキパキにつき、除去することに。あれ?白のレンズが見つかりません。どこに行ってしまったのだろう???ひょっとして一回分解されたものだろうか?かしめには傷がなかったのでバージンだとは思うが。

 分解してきます。ビスをはずすと、磁石のお出ましです。タコメータケーブルからの回転によりこの磁石が回転することにより、アラゴの円盤の原理により指針とつながっている半球状の覆いが回転することになります。要は、回転界磁により円盤に渦電流が生じ、その電流と界磁によりフレミングの左手の法則で回転力が生じるというもの。このビスを緩めると、あれ不思議、指針がスムーズに動くようになりました。で締めると、また同じように針が重たくなります。あれ?

 この手前のビスを緩めると指針はきわめてスムーズ。左を締めても大丈夫、でも右を締めるとすぐに針が重たくなる。何故だろう・・・?何かこすっているような音がするなあ。それでよくみると、円盤のところに引っかいたような筋が。接しているところは、何か棒が出ているが、これはどうも0点で針の動きを止めるためのもののようだ。その棒がこすれている。なるほど。この棒を少し修正すれば言い訳だ。おまけに0点の位置も少し調整してやろう。そしてラジオペンチで少しだけねじると、右側のビスをしっかりしめても針は全域にわたってスムーズに動くようになりました。やった~♪

 薄いポリスチレンシートを購入し、白インジケータレンズを製作してみる。こうやって、ドライヤーで暖めると変形していい感じに凹凸が出来上がる、はず。しかし、しわがいったりエッジがでたりして断念。平板のまま接着することにした。

 両インジケータの点灯確認をしたところ、やはり光が一部散乱してしまう結果に。そこでガスケットを筒状にし、タイラップとボンドで光のトンネルをこしらえた。これによりレンズのふたをすることもできるため一石二鳥。

 カバーとドッキングすべく、カシメに収めようとするがなかなか難しい。二本のマイナスドライバーをタイヤレバーのように使えばよいのだろうが、なかなかできない。そこで、リングの爪をもうすこし立てて、カバーを収め、このようにスクレーバーで極小の隙間をきっかけに、リングを納めていく。なかなか難しかった。

 こうやってかしめていくとリングに傷がつかない、のであるが、なかなか難しい。結局、この板は使わずプライヤの片方の先端にビニルテープをぐるぐる巻きにして慎重に爪を閉じていく。要領がわかると面白くできるのだが、どうしても引っかかりシロが分解前よりも小さくなってします。雨水の浸入が心配。

 完成したタコメータ。シロレンズがあるだけで引き締まった感じがする。かしめリングは少し傷がついたが、まあよしとしよう。

クラッチ張り付き防止

H22/8/29

 クラッチが張り付いて仕方がない。車検場を往復しただけの使用だったが、クラッチが張り付くので粘度を下げてみることにした。ホームセンターでスピンドル油を調達する。粘度が10番のものがあったので、それを購入する。やはり10番ともなると、サラサラなオイルだ。プライマリーギヤケースオイルを早速交換し様子を見てみることにする。

記事修正

H24/5/27 追記

どうも、油粘度のISO基準とSAE基準を混同していたようだ。

ふと気になったので、このオイルの表記VG10という尺度を調べてみたら、これは工業用潤滑油のISO基準であり、自動車用潤滑油のSAE基準とはことなることが判明。粘度換算表を調べたら、VG10はSAEでは5W未満の数値!

 

工業用潤滑油は40℃を基準としたISO粘度分類がなされ、自動車用は100℃を基準としたSAE粘度分類なのだ。よって、このオイルをミッションケースに使うのはNGだと思う。粘度が低すぎる。サービスマニュアルでは10番モービル油ということだから、この10番という粘度はSAE分類だろう。

 

ということは、以前にこのスピンドル油を使っていた時は一次減速ギヤで油膜切れを起こしていたかも??オイルを排出する際に金属粉はあまりなかったように思うけれども。

 

いずれにせよ、今回はまだオイルを入れただけなので、回転させるまえに排出することにしよう。勿体ないけど、こういうことを知った以上、使うわけにはいくまい。ちなみにSAE10番はVG32番相当のようだ。ホームセンターで確か横に並んでいたなあと。

 

またまた失敗してしまいました・・・。

 

上記記事はこちらで記載したものです。

 クラッチ張り付き防止のため、クラッチを切った状態で保管するのが良いという話を聞いた。それで、最初はタイラップで固定していたのだが、毎回こうするのは勿体無いので、S字フックを変形させて、再利用できるようにした。その結果、効果ありということが分かったので、つけ外し自在なインシュロックにてミラーのところにつけて、いつでも利用できるようにした。

お宝発見!

 H22/8/29

 ガレージのどこかに、サイドカバーの取り付けノブを置き忘れているはず、と探していたら、なんとこんな部品が出てきました。

 Z1の部品、つまりW3にも使えます。多分平成4年にZを購入したときに、消耗用ということで購入したもの(前後ブレーキパッド・シュー)、サイドリフレクター、ウィンカーとステー。ステーはZの部品が錆びだしたのでそういえば購入したなあと、約20年近く前のことを思い出す。あのころはまだ新品がいろいろあったんだ。ウィンカーはレンズは純正だが、本体はどうもリプロの模様。それにしても思わぬお宝を発見しました。なんとなく、タダでもらったような感覚。