スポーク磨き

H22.6.4

 クロームメッキの納期が2週間くらいということで、時間が余ったので、リアホイールの手入れを徹底してみようかと。まずはタイヤを外し、スポークを外していく。

 スポークがすべて外れました。磨いたつもりだったが、かなり白錆が噴き出ている。左側は外側スポーク。角度が緩やかなのは、内側スポーク。

 ニップルも近くで見ると、かなり錆びている。

ワイヤブラシでさびを落とした後、はなさかGで燐酸皮膜をつくっておく。

 バフでニップルを磨きます。

  ボール盤に真鍮ブラシをセットし、高速回転させる。そこにスポークを押し当てると、面白いように錆がとれる。ホコリがすごい!

 ニップルは、こんなにきれいになりました。

 スポークも、最後はバフを当てておきます。それで、この輝き。

ハンドルスイッチの筆入れ

 ホワイトマーカーの極細を使うと、いい具合に文字のところにインクが流れ込む。はみ出たところは、後でふき取ればきれいに溝だけに文字が浮かび上がる。写真は、勢いあまってSまで塗ってしまったの図。このあと、マジックで黒に戻しておいた。

 赤のペイントマーカーは実はピンクっぽい赤だった。ま、いいっか、ということで塗りつぶす。

 どうです。この輝き。POR15がきれいに輝き、文字もくっきりと浮き出ています。写真で見れば、新品のようです。

 

 H23/5/17追記

 でも、本当の新品は、半つや状態の塗装ですね。当時ものの姿を再現した方がイイのかな、と考えるとこの塗装は艶を出しすぎてるかも。

ステアリングヘッド周りの組み立て

ねじ山にPOR15が入ったため、タップでさらっておく。

普通のねじの先っぽをグラインダーで適当に削り落とし、溝にはまり込むようにしておく。これ用の本来のねじは、解体の際に先っぽだけ折損していたため使用せず。

ここのインナーチューブは雨水浸入のためさびていることが多い。念のため、グリースをてんこ盛りしておく。これくらい入れておけば、大丈夫だろう。

メインハーネス

の保護チューブが、カチカチでしかも割れている。これでは保護どころか、鋭利な角で電線を傷つけてしまいかねない。よって、全て取り外し、補修することに。

メッキ調スプレーなるもので、少しだけ塗装。バイクにつけたら外からは見えない部分だが、さびがあったところ。さすがに顔は映らないが、きれいなシルバーになっている。

塗装する前は、こんな感じですこ~し、メッキの下まで到達している錆が見えているという状態だった。

再メッキボルトと、純正新ボルト。どちらがどちらだったか、忘れてしまった。それにしても再メッキが綺麗。

リヤホイールのハブを分解してみる。テーパーローラーベアリングの状態はきわめてよかった。まったくガタツキや渋いところがなかった。ごろごろ感もなし。グリースの色も、綺麗なほう。水や汚れが混入したとは思えない状態だった。一応、ベアリングはパーツクリーナーで徹底的に洗い、ハブのグリースはできる限り掻き出した。

ほぼほぼ掻き出したグリース。かなりの分量が入っていた。潤滑性能は残されているが、微妙に粘りを失っている感じ。汚れがあまりないのが不思議。

クローム再メッキ仕上がり

H22.6.26

宇都宮機械製作所から待望の再メッキがあがってきた。居間に段ボール箱を持って入り、家族注視のもと、お披露目会の開始。

もう新品みたい!ある程度下地は出しておいたが、改めてきれいにしてくれたのであろう。大変満足である。単品毎に丁寧に梱包しており、見積もりの表と照合できる記号もつけてくれていた。最も値が張ったのは、ブレーキペダルで5500円。安かったのは、シートベルトのビスなど小物で100円でした。宇都宮機会製作所万歳!