再メッキ部品の下地づくり

H22/4/11

 久しぶりのバイクいじり。ユニクロ再メッキの品物をカラゲル。WEBで、良さそうな再メッキ業者を発見。

 

http://www.tctv.ne.jp/ferum/

 

5kgまで3000円で再メッキしてくれる。クレのさび落としでユニクロメッキをはがした部品を集合させる。大小様々な部品。クレのさび落としはリン酸なので、さび落としした後も、しっかりと金属表面はきれいなまま。ブレーキパイプは、さびであばたがいっぱいできていたが、できる限り240#のディスクサンダーで落とし、最後にばふ仕上げしておいたのでピカピカに。スプロケットもすっかりきれいになっているが、勢いに任せて再メッキ行きに。

錆を落とした部品の数々。錆を落としただけでそれなりに光沢を放っており、綺麗。ドレンボルト類も一緒に出す。写真二枚分、全部でユニクロ再メッキはたったの3000円ぽっきり。これはお値打ちだ。

  こっちは、クローム再メッキ対象物。サビサビだった部品を、ディスクグラインダーでとことん研磨し、バフ研磨で仕上げた。キックペダルなんか、もうピカピカ。仕上がりが楽しみだ。リアライトステーは、ほどほどで研磨をやめた。シートベルト金具は、もともとの錆状態が嘘みたい。でも、錆びの根が深く、あばたは除去しきれなかった。これだけ研磨すると、少しコツみたいなものを習得した気がする。

 ①まずは80番くらいの荒いディスクでさびを徹底的に削り落す。根が深くても、躊躇せずに、どんどん削る。メッキが少し浮いているような状態であれば、その下に根の深い錆がひそんでいる可能性大。削っていくと、突然メッキがぽろっとはずれ、黒い錆がお出ましになります。

 ②120番くらいのディスクで、先ほどのディスクでできた削り傷を消していく。ついでに、新たに発見した錆なんかも勢いで削ってしまう。

 ③240番のディスクで、先ほどの傷を消していく。この時点で、かなりきれいになっている。

 ④白棒、青棒の順でバフ研磨。

 

慣れるまでは、力の入れ加減がわからなかったが、ほどほどの研磨をしていたら、あばたが完全に消えないので、バフ研磨したら、ぽつぽつとした小さな穴があいていて、オレンジピール状態になってしまう。力をえいっと入れて、徹底的に削り、傷を消していったあとにバフ研磨したら、全く見違える仕上がりになった。今日一日、研磨し続けていたため、今でも瞼のうしろにディスクサンダーとバフが見える~!

アルミ部品のバフ仕上げ

  汚かったボトムケースも、御覧のとおりの美しさに。

 600番と1000番のペーパで研磨し、その後、バフ仕上げ。細かいところは、根のある錆が残っているが、ほぼ満足いける状態。一本あたり、約40分くらいかかった。それにしても電動バフの威力はすさまじい。ピカールでちょこまか、やっていられない。

固着したオイルパイプナット

H22.4.18

 このオイルパイプのナットが全然ゆるまず困りました。ドライサンプが口をきく、のBBSで質問したら、@641さんが、バーナーであぶったらよいとのアドバイス。早速本日、やってみました。しかも、写真のようにトルクが十分にかかるように、しかしパイプには余分な力が加わらないように注意して。すると、ざくっつ、というような感触でナットが緩んでくれました。うれしい~。実際は、足をつっぱって、体重をかけて棒を引っ張るという荒業でした。やり方をマスターすれば、固着したボルトナットも言うことを聞くことがわかりました。これで晴れてユニクロメッキ対象品がそろいました。

 ミッションカバー、全然びくともしません。プラスティックハンマーで叩いても全然だめ。ちょっと待てよ。クラッチを引けば、その反作用でカバーが外れるのでは?早速、ハンドルに一式とりつけ、レバーをえいっつと握ると、パカっ、といい音がした。めでたし。カバーがきれいに外れました。

 外れたカバー。あまりオイルが出てこないが、これでは足りなさすぎではないのか?カバーの裏側には刻印があるが、S47.12.26、というもの。この車両はS47の前半くらいの製造のはずだが。カバーだけ別の車両のものに付け替えられたのか?

 キックべダルの端を磨いてみました。梨地だった表面が、これくらいピカピカになりました。バフがいい感じにこなれてきて、磨くのが楽になった。

ユニクロ再メッキが仕上がる

H22.4.29

 再メッキ業者に送ったら、僅か数日で返送されてきた。全部で3000円也。お値打ちだ。総じて良い仕上がり。ただ、一部の部品はメッキがのり損なっている。部品が重なったためにメッキ液が浸透しなかったようだ。ほとんど新品のように若返った部品も多く、ボルトなどは見違えるようになった。

スプロケットも見違えるように綺麗になった。リアステップステーも再メッキしたが、ここは本来は黒塗装部品だったようだ。ま、いいか。

全部綺麗になった。

中央の輪の部品は、リアスプロケットのロックワッシャ。新品をネットで探すとそれなりの値段がだが、これで十分だ。ボルトも綺麗。