久しぶりのロングツーリング in 蒜山・大山

2012/8/25 ~8/26

CB750FB+W3

 

朝8:30に山科駅前スターバックスで学生時代の先輩と合流。

カウンター席からバイクを眺めながら、本日の行程を打ち合わせ。

 

 

中国自動車道を作用インターまでひた走り、給油。

 

161.9km走行で、7.1L消費。

燃費=22.8Km/L

 

一緒に走ったCB750FBも、ほぼ同記録をマーク。CBもなかなかのものだ。先輩も、W3の良燃費に少々驚いたかも?

 

高速道路は約80~100km/hで走行していたが、気温が高いため中国自動車道路では90℃からじわじわ上昇し始め、時々100℃に迫ろうとする。結局、99.6℃くらいまで。夏場の高速長距離走行を考えると、やはりオイルクーラーが必要だと感じる。

 

過充電防止のためヘッドライトを点灯し続けていたが、電圧計は13~14Vであった。

 

電圧計や油温計を確認しながら走るのも、また面白い。走り方に応じて刻々と数字が変わっていく。

 

 

少し遅めの昼食を。

兵庫県と鳥取県の県境峠のすぐそばのこのお店。警察の取り締まりが緩いのか、車で来たと思しき地元客が店内でビールで飲み会していた。

我々も、暑い中走ってきたので、ぐいっと行きたいとこ。

 

私も昭和63年~平成4年までCB750FC~CB900Fを愛車としていたので、Fには愛着がある。

Wに見慣れた目には、Fのマフラーは精悍で、ライディングポジションは前傾だ。やはりFは格好良いナナハンだ。

 

蒜山連山を臨む
蒜山連山を臨む
反対側には大山が
反対側には大山が

さて、ようやく蒜山高原へ到着。

ここは、北海道のようなところだ。道のアップダウンや、牛のいるところなどが。いい雰囲気で快調に走り続ける。

 

しかし、その後夕方に近づき電圧計の表示がいつになく高い状態に。そしてトンネル内で前方が暗い。ヘッドライトがHI-LOともに点灯しなくなってしまった。休憩時にリレー動作を確認したところ問題ない。宿に着いたら見てみることにして先を急ぐ。

 

 

大山を北側から臨む。ここから山麓の大山環状道路を走る。20年近く前にZ1で走ったことがあるが、こんなにヘアピンが多かっただろうかと思うくらい、なかなか体力のいる道だった。

 

 

 

一の沢。

 

大雨が降ると、大山の山裾を土砂が流れる。そのような沢が3本、道路を横切っている。柵も何もない。土砂が流れてきたら、ブルドーザーで道路掃除をするそうだ。何とも豪快な沢。

 

沢は、あのあたりから流れてくるのだろう。

凄い山だ。

 

こういう写真を撮るなら、CB750Fと並べるのはWよりはZの方がマッチングがええな。

道路から沢の下流に目を向けると、こういう状態。

つい最近の大雨で岩石が相当流れていた様子が分かる。

 

 

桝水高原スキー場

 

大山が良い眺めだ。夏だけどもリフトは動いている。

 

付近の橋から日本海を望む。

遠くに見えるのは美保湾。境港など。今日は快晴で空気も綺麗なのでかなり遠方まで眺めることができた。

 

 

 

ヘッドライト不点修理

宿に着き、ヘッドライトの内部を点検。

すると、こんなところで断線していた。ここは以前にも断線していたところなのだろうか。接着剤で固められている理由が判明した。

配線がソケットに入る付け根のところで断線しているので、両者をつなぎ合わせることは難しい。そこで、電球のマイナス側とアース線を持参していた電線で直接接続したところ、OK。とりあえずその応急処置でヘッドライトは一応復活した。明るさも問題ない。

 

今回の遠出、電気パーツをいろいろ持ってきて大正解だった。

 

帰宅後の修理の様子はこちら

 

 

 

 

夕食

40半ばのオッサン二人でペンションに♪

どうみても似つかわしくないが、市街地のビジネスホテルよりは良いし、結構安いので、ナイスチョイスだ。

 

夕食は、とにかく飲みたいので、近場のビアホールで乾杯!

濁っているビールが旨い。このビアホール、大人気のようで米子市内方面から大勢のお客さんがやってきていた。近くのペンション村から来ているのは僅か。

 

先輩と私は、閉店までねばり、最後の客に。このジョッキを3杯飲んで、良い感じに。宿まで徒歩なら20分。とても歩く元気はなく、タクシーを呼び酩酊状態のままベッドへ。

いろいろ雑談をしているうちに、zzz・・・。

 

 

 

二日目

翌日も快晴で大変気持ちが良い。

雰囲気は、信州や北海道の印象。

 

ただ、牛が放牧されているあたりは、飛んでいる虫のサイズも大きく、北海道ツーリングの時のようにヘルメットにゴツンとあたってくる。

 

大山スキー場。中の原エリアか。

 

スキー場のリフトなどの設備や近場のホテルはいずれも新しく、年間通じて行楽客やスキー客で賑わっているエリアなんだろう。

天気が良いので、余計にいいところに感じる。

 

大山山麓にはガソリンスタンドがないため、海岸線の国道9号まで降りてきた。このあたりは風が強いのだろう、風力発電機が多く設置されていた。

235.4km走行で、10.82L消費。

燃費=21.8Km/L

 

大山の山麓を走り回ったが、標高が数百メートルなので比較的涼しく、油温も75~80℃で安定していた。

 

山麓ではTシャツ一枚で走ると寒いくらいだったが、国道は暑い。トラックの排気ガスなどの影響もあるのだろう。我々は給油後、すぐにまた標高の高いところを目指して走り出す。

 

 

船上山(せんじょうさん)

船上山というところ。

中腹に木が生えておらず、頂上付近は断崖絶壁の面白い山。屏風岩と呼ぶらしい。ここは後醍醐天皇が籠ったところだとか?

 

登山道もあるが、この断崖をどうやって上るのだろうか?

 

 

鏡ガ成

鏡ガ成キャンプ場。大山の東側。

 

すごくひろびろとした草原で、家族連れなどがゆっくりと楽しんでいる。ここは家族向きだ。気温は多分25℃くらい。風が涼しく、まさに高原だ。

 

ここで昼食をとり、帰路に。

 

湯原ダム・湯原温泉

蒜山を過ぎ、山中の細い道を走りきると、湯原ダムの上に出てくる。写真はダムの上から撮影したもの。下方に見えるのは、河原に湧き出る湯原温泉。

 

ダムの上でダム湖を眺めるH師
ダムの上でダム湖を眺めるH師
湯原ダムと湯原温泉郷
湯原ダムと湯原温泉郷
露天風呂では、西の横綱らしい
露天風呂では、西の横綱らしい

混浴の温泉だ。

暑いなか、更に熱いお湯に入る。

 

これがなかなか気持ちよい。20年前より広くなったような。前はすぐ近くまでバイクで乗り付けられたが、今は大分手前で止められる。

 

皆、静かに温泉に入っているが、小学3,4年くらいの女の子がきゃっきゃ言いながらすっぽんぽんで入ってきたのには驚いた。

あまり前を隠す人もおらず、この辺、ちょっと異様な雰囲気かも。

 

 

帰路、加西SAにて給油。

211.2km走行で、9.74L消費。

燃費=21.7Km/L

 

とにかく、暑い!

そこで、秘策。濡れたタオルを両肩にかけ、そのままメッシュのジャケットを着て走る。すると、走行風で水分が気化し、気化熱を奪うので、体感的にかなり涼しい。頭がボーっとする高速道路が快適そのものになった。更に、i-phoneで安全なボリュームで音楽を聴きながら走ったので、途中宝塚で16kmの渋滞にはまり、普段なら心身ともにつかれるところを比較的気分よく走りきることができた。

 

油温計に注目。90℃を超えている。W3も辛かろう。

しかし、私は、濡れタオル気化作戦のお蔭様で、自宅には元気な状態で到着!タオルはすでにカラッからに乾き切っていた。

 

久しぶりの一泊ツーリング。なかなか楽しかった。

私が帰宅後、家族は待ち構えていたように、「お寿司食べに連れてって~」

 

私は、シャワーを浴びた後、ビールをぐっと我慢し、家族で車で外食。我ながら、元気なおっさんだわ。

 

 

 

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コメント: 4
  • #1

    姫路の松居 (土曜日, 01 9月 2012 23:34)

    そんなとこ切れるんですね、こだわり無ければ、H4使えるレンズに交換をおすすめです

    しかし若いというか元気ですね

  • #2

    とらのすけ (日曜日, 02 9月 2012 06:23)

    振動による断線でしょうか?
    最近、我がダイコンさんもテールライトの電球ソケット
    内部の線切れを起こしたので、半田付け修理しました。


     

  • #3

    まつ (日曜日, 02 9月 2012 08:34)

    姫路の松居さん

    正直、驚きました。こんなところが断線するなんて。でも以前の修理痕が何かあったことを物語っていますね。
    明日、ユーザー車検ですので、今日直します(笑)。

    元気だけがとりえの中年ですよ!

  • #4

    まつ (日曜日, 02 9月 2012 08:35)

    とらのすけさん

    振動なんでしょうね。おそるべしです。
    テールライト内部でも?
    Wはトラブルが日常なので、修理の腕があがりますね(笑)!