キャブ油面調整(H26.5.11)

昨年10月のW1河口湖ミーティングで、明らかにガスが濃いセッティングだったことが分かりつつも、すっかりバイクはご無沙汰であった。本日はW1箱根ミーティングだが所用のため行けなかったので、代わりにW3のメンテを。まずはキャブを取り外し、ガソリンを抜く。キャブに溜まっているガソリンで周りを汚さないため、ペットボトルを半分に切り取ったものを受け皿にキャブを逆さ向ける。するとキャブのあちこちからガソリンが流れ出してくる。

 

そして全部抜き取れたら、今度はペットボトルのキャップを外し、ガソリンサブタンクに注ぎ込む。このサブタンクを購入してから、キャブの実油面調整がかなり楽になった。

 

このキャブはオクで入手して全くばらすことなくW3に取り付けたので今回初のご開帳。両方とも状態はかなり良品だった。フロートも綺麗だし、ゴミも溜まっていない。しかし左側のキャブ(奥側)のフロート室のパッキンが既にポキポキ状態。ピックツールでつまんでやっと取り外すことができた。右側キャブ(手前側)はOリングの弾性が十分でありおそらくそう遠くない過去に一度メンテナンスされたのであろう。

 

実油面計測

調整前。油面が5mm!これは高すぎだ。ガスが濃いとは思っていたが、やはりだ。

 

フロート、綺麗だ。親指の先っぽのところのリップが写真の通りかなりひしゃげていて、これは前オーナーがあえて油面を高くしたと思われるが、どうだろうか。いずれにせよ、ここをペンチでつまみ、油面を低くする。

 

これくらいに調整すれば丁度よい。慣れてくると、一発で油面を合わせることができるので快感だ(笑)。

 

今日の油面調整結果

    調整前 調整後
規定値 フロート高さ(SM3) 27.5±1mm
実油面  5mm 9mm
  フロート高さ 22mm 26.5mm
実油面  5mm 9.5mm
  フロート高さ 23mm 27mm

このキャブのフロートは状態が良く変形が少ないので、フロート高さを規定値に合わせると実油面も大体OKのようだ。規定値のフロート高さ27.5mmにすると、実油面は10mm位になるのかな。

フロート室パッキン

右側は、純正部品。まだ新品が出る。1156円!代表機種W3とあるので、Wシリーズの共通部品だろう。カワサキは純正部品の在庫がWEBで瞬時に分かるので大変ありがたい。

さて、今回、左側キャブのパッキンがやられているので新品を投入するが、純正部品はむっちゃ高いので出し惜しみ(笑)

取り出したるは、写真左型のOリング。Monotaroで購入した汎用品だ。品番は、09512237、OリングS型固定用(NBR)であり、何と価格は130円!!純正品の約1割という破格だ。この部品、純正品の寸法と一番近いものを探し求めた結果選んだもの。しかし厳密に寸法が一致しているわけではないのでものは試しに。現物を合わせてみると、長さがほんの少し足りないので、パッキンの溝にはめ込もうとすると少々反発して溝から出てきそうになる。そこを上手い具合に収めつつフロート室をキャブ本体に固定すると、OK!ガス漏れもなく、良い按配だ。この部分のOリングはMonotaroに限りますな。安いし毎回取り替えても良いくらい。純正品にこだわる必要は全くないとつくづく感じた。

 

さて、近場を走り、燃費計測。20km/Lは超えるだろうと期待していたが・・・

2.72Lで52.1km。う~ん、19Km/L台だ。

イマイチ。排気音は以前に比べるとぷりぷりいっているが、もう少し弾けるような音が理想だなと感じたので、やはりまだ少し濃いのだろう。油面は良いとして、ニードルで調整するかな。

 

クラッチが重いので調整を

河口湖ミーティングの帰り、急にクラッチが重くなったりと、ちょっと気になる現象が。そこで調整のためここをあけるとロックナットが完全に緩んでいた。これはいけない。でも緩んだら普通はクラッチが軽くなる方向になると思うのだが。

まあ、いいとする。この部分は、ロックナットを緩めてマイナスドライバーで締め込み、締め込みのトルクが重くなったところ、つまりクラッチのプッシュロッドが押し込まれるところから1/2~1/4回転緩めたところでロックナットを締めこむ。もちろんこの際にはクラッチケーブルの各調整部分は完全に緩め位置にしておく。

 

今回セオリー通りに調整したのだが、どうもクラッチが重くて仕方がない。これで疲れる。どうしたものか。

 

クラッチが重い理由は以下によると思う。

①プッシュロッドを押し込み過ぎていてクラッチ板スプリングのプリロードを掛け過ぎている。

②クラッチケーブル内の摺動抵抗が大きくて無駄に力を要している。

③クラッチケーブルが張り過ぎていている。

 

今回、このどれでもない。となると、クラッチレバーそのもの動きが渋いということか。そこで疑ったのがここ。

 

クラッチレバー取付けボルト。このボルトナットでクラッチレバーを固定しているのだが、ここを強く締めこむとレバーの操作を妨げる。そこで試しにほんの少しだけナットを緩めてみた。すると・・・

 

最高のクラッチ―ワークが可能に!軽いし、スパッと切れるし、スパッと戻るし、これは良い。なるほど、ここの締め付け状態でここまで変わるかと。これは良い勉強になった。そういえば、とらのすけさんがツーリング中にこのナット脱落していたようだ。やっぱ、皆さんこのナットは緩めにしているのかな。ワイヤーロックか何か手を施した方が良いのかな。

 

まあいずれにせよ、このクラッチであれば軽いし、操作も気持ちよいので良し!だ。

 

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コメント: 6
  • #1

    マツケン (月曜日, 12 5月 2014 07:41)

    緩め過ぎると脱落が怖いですよね(。>д<)

  • #2

    まつ (月曜日, 12 5月 2014 12:51)

    マツケンさん
    そ〜なんです!何か考えないといけません。でも、そんな設計ではないと思うんですけどね。

  • #3

    アンクルエディー (月曜日, 12 5月 2014 22:23)

    まつさん、良かった~W3ちゃん、忘れてなかったわ(笑)
    油面調整はお手の物ですね~私はキャブ換装しちゃったんで何年もやってませんわ(^^;汗
    クラッチレバーの重さは意外なところに・・・SAはレバーのボルトにカラーが入っていて締めこんでも動きは変わりませんが、W3は?
    正直クラッチが重いと渋滞の多い東京では辛いです、W1SAはそこそこ・・・KZ1000jは油圧クラッチに換装しましたが、古いタイプなんで重いです。(苦笑)

    そうそう、私も箱根は欠席でした。 河口湖に期待しますわ(^~^)w

  • #4

    まつ (火曜日, 13 5月 2014 08:52)

    アンクルエディー様
    お久しぶりです。
    本当に久しぶりのWのお世話でした。
    ウダウダと半年以上も弄らず・・・。面倒くさがりだったりします。

    クラッチレバー、なるほどカラー入れたら締結トルクはしっかりかけられそうです。というか、そうしないとレバーホルダーでレバーを強く挟み込んでしまいますものね!ありがとうございます。
    クラッチが重いと、辛いですからね!

    河口湖、ぜひお会いしましょう!

  • #5

    とらのすけ (水曜日, 14 5月 2014 19:15)

    すみません
    2年前の箱根行きでこのナットは緩みましたけど
    脱落はしてませんよ。まあそのまま気が付かなければ、
    落としてたかもしれませんね。どうでもいいことですが。
    もう少しネジ部が長ければダブルナットとかハードロック
    が付くのかも、、

  • #6

    まつ (水曜日, 14 5月 2014 20:44)

    とらのすけさん

    すいません〜、記憶とはいい加減なもので(^^) とらさんスペサルボルトを削り出して欲しいですわ(^^)
    皆さん、どうしてるのかな?

キャブ調整(H26.5.17)

ジェットニードルの位置変更

キースターのニードルセットのなからガスを薄くするタイプを取り付けようとも思ったが、純正のニードルクリップ位置を一段上げてみることにした。左右とも。

 

元々W3に付いていたスプリングが右。購入したキャブに付いていたものが左。巻き数は同じなので、右は相当へたってしまったということだろう。アクセルワークに違和感は全くなかったのだが。

 

近場を走り、燃費計測。

53.8kmで2.34L。よって、ほぼ23km/L。満足の数値だ。

乗ってみた感じでは、アクセルを急に戻すとアフターファイヤーが少し出るのと、アイドリング回転数が低下したためスクリューで上げ、パイロットジェットを1/4回転ほど濃いめにした。

 

 

左右とも同じくらいの焼け具合。

4スト車の場合、こんがりキツネ色というよりは灰色になるのが丁度良いとのことなので、まあ良い感じではないだろうか。

走行中のブリブリ音も大分弾けてきた感じだ。ただ、好調の時はもう少しビジョビジョッツというような濡れた感じの成分が強いような気がする。セッティング、もう少し熟成していこう。

 

クラッチレバーのところ

アンクルエディーさんがおっしゃっていたカラー。

W3のパーツリストよく見ると、24番のところにあるではないか。私のW3には購入時から付いていなかった。25番の緩み止めワッシャーもない。やっぱ、こういう部品にはカラーを付けるのが設計の定石ということだ。パーツリストを見ながら作業をするとすぐにわかったことなのだが、我ながら恥ずかしい限り。